モバイルアプリケーションデベロッパーはモバイル版の需要増加で将来有望!

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将来有望なITジョブ⑤モバイルアプリケーションデベロッパー

スマホとiPadの画像

モバイルアプリケーションデベロッパーとは、これまでデスクトップ向けだったWebコンテンツをスマホやタブレットなどのモバイル向けに切り替えるシステム開発等を行う仕事です。
従来はインターネットを活用したサービスを行うには必ずパソコンを活用していて、携帯電話は主に通話とメール。
移動中に電車の乗り換え案内などを確認することはあっても、本格的な仕事をモバイルから行うのが困難でした。

 

昨今はスマホの普及率と性能、通信環境が大幅に改善して、仕事の方法に変化が現れています。
ビジネスシーン以外で見ても、パソコンを持っているけど動画視聴やネット通販、ネットサーフィンはスマホばかりでパソコン自体を使わなくなっている方が増加しています。

 

つまり、デスクトップ(パソコン版)メインでスマホ版は補助的だったものを、スマホやタブレットのモバイル版をメインにシステムを切り替える需要が拡大しています。
今後もモバイル主体のインターネット社会が加速していく見込みなので、モバイルアプリケーションデベロッパーの仕事は間違いなく増加していきます。

 

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単純なアプリ化やスマホ最適化ではない

モバイルアプリケーションデベロッパーの仕事は、パソコン向けのコンテンツをモバイルアプリやスマホ最適化したサイトに変更するだけではありません。
基本的な機能やサービスを残しつつ、モバイル端末の狭い画面やタッチパネル操作で使いやすいように改良を加えるセンスが重要になる仕事です。
スマホアプリなどの手間がかかるシステム開発は、人件費が安いオフショアがシェアを伸ばしていますが、モバイルアプリケーションデベロッパーは日本人ならではの感性とセンスが求められています。
多くの仕事は、モバイルアプリをイチから開発するよりも簡単なプログラミング作業になりますが、使いやすいモバイル化を実現させる技術が高く評価されるため、作業時間に対する報酬相場は新規のアプリ開発よりも優遇されることがあります。
モバイルアプリケーションデベロッパーはオフショアにシェアを奪われるリスクが低く、現場で働く開発者の待遇が今後ますます優遇されていく可能性があります。

 

主役はAndroidアプリ?

Androidのロゴ

モバイルアプリは主にiOS向けとAndroid向けの2種類があります。
個人向けサービスではiOS向けも高いシェアを確保していますが、ビジネス向けのモバイル化はAndroidの方が活発です。

 

今後は従業員向けにスマホやタブレットを支給する企業が増えていく見込みで、端末代の安いAndroidの方がシステムのモバイル化の高い需要を期待できます。

 

実際にモバイルアプリケーションデベロッパーの求人ではAndroidアプリ開発の仕事が多いので、将来有望なITジョブとしてモバイルアプリケーションデベロッパーを目指すならAndroidアプリの開発スキルを磨いていくとよいでしょう。